地球のつぶやき

地球のつぶやきが聞こえますか。
それは、立ち止まり、
耳を澄まさなくては聞こえてきません。
そのつぶやきは、
時には傷ついた地球の、
時には輝きに満ちた地球の、
時には暗く沈んだ地球のものです。
そして、地質学の徒である
私のつぶやきでもあります。
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目次

New Essay

・267 過去の因果と地質学
 (2024.04.01)



Contents

2024年

・264 色とりどりの時間
 (2024.01.01)
・265 複雑な連環:地球形成のシナリオ
 (2024.02.01)
・266 This View of Geology かくのごとき地質観
 (2024.03.01)

2023年

・252 可知・不可知の不思議
 (2023.01.01)
253 論理と実用の狭間
 (2023.02.01)
254 アブダクションの訓練を
 (2023.03.01)
・255 沈思黙考できる心の余裕:半年間のサバティカル
 (2023.04.01)
・256 知足知止:貨、身、名
 (2023.05.01)
・257 アースネーム2:位置を知らせる
 (2023.06.01)
・258 効率化への違和感での対処
 (2023.07.01)
・259 進むことから安堵へ:サバティカルの中間まとめ
 (2023.08.01)
・260 単純さと多様性の混沌
 (2023.09.01)
・261 由来と展開:descentとevolution
 (2023.10.01)
・262 普遍の時間の淘汰:マグマミキシング
 (2023.11.01)
263 危機回避:事前対処と不可避と
 (2023.12.01)

2022年

・240 first half billionと劫
 (2022.01.01)
・241 地質哲学:メタと哲学
 (2022.02.01)
・242 守破離はできたのか
 (2022.03.01)
・243 総体を総体としてとらえる
 (2022.04.01)
・244 A、非A、メタA:無限ループへ
 (2022.05.01)
・245 自然の有限と数学の無限
 (2022.06.01)
・246 新しい解法:算数的アプローチ
 (2022.07.01)
・247 虹の解体:センス・オブ・ワンダーは深く
 (2022.08.01)
・248 人工細胞:白眉のレシピ
 (2022.09.01)
・249 中心仮説を諦めない:抽象化の果に
 (2022.10.01)
・250 地層の上下判定にある論理性と感性
 (2022.11.01) 

2021年

・228 不特定一人のために To the interest few
 (2021.01.01)
229 はじまりを尋ねて:LUCAは身近に
 (2021.02.01)
・230 反証可能性:悪魔の代弁者
 (2021.03.01)
・230 べき乗則:想定外を想定
 (2021.04.01)
・231 しがらみと好奇心と:初心は何処に
 (2021.05.01)
233 アポリア:難問と実践と
 (2021.06.01)
234 シシュフォスの岩:摂理と不条理
 (2021.07.01)
・235 よるべないものたち:メランジュ
 (2021.08.01)
・236 集中した科学と急いでいる科学
 (2021.09.01)
・237 虚と実と間で:岩石の合成実験
 (2021.10.01)
・238 利と実利の間にて
 (2021.11.01)
・239 地声人語:大地の声を聞け
 (2021.12.01) 

2020年

・216 百年一瞬耳 君子勿素餐
 (2020.01.01)
・217 私の夢は302:ステータスコード
 (2020.02.01)
・218 経済より心の自由を
 (2020.03.01)
・219 知の伝播と行動の監視
 (2020.04.01)
・220 自粛と独学:ピンチをチャンスに
 (2020.05.01)
・221 ウイルス:無生物として進化
 (2020.06.01)
・222 生命は概念か科学的現象か
 (2060.07.01)
・223 倦ずおこたらず:うひ山ぶみ
 (2020.08.01)
・224 縁なき衆生は度し難し
 (2020.09.01)
・225 いろいろな道程:研究者への紆余曲折
 (2020.10.01)
・226 修行期間:苦悩と歓喜のループ
 (2020.11.01)
・227 仮説と演繹と斉一と
 (2020.12.01)

2019年

・204 不立文字の多義性
(2019.01.01)
205 視読:子ども時代の教育で
(2019.02.01)
206 物忌と直毘:心の切り替え
(2019.03.01)
・207 老練な老人:定年後の生き方
(2019.04.01)
208 忘筌:しがらみが令和を区切る
(2019.05.01)
・209 地層の成因:スケーリング則の逆用
(2019.06.01)
・210 天職:畢生の仕事
(2019.07.01)
・211 ブーム:科学として残るもの
(2019.08.01)
・212 両忘:未解決問題に挑む
(2019.09.01)
・213 森鴎外とナウマンの論争
(2019.10.01)
・214 鍾乳石のカオスとフラクタル
(2019.11.01)
・215 多様性の中のバイアスのトラップ
(2019.12.01) 

2018年

192 夢のはなし:若い頃の私に
  (2018.01.01)
・193 若者よ、失敗を恐れるな、糧となる
 (2018.02.01)
・194 不確かさの楼閣
 (2018.03.01)
・195 三友:実利とノスタルジー
 
(2018.04.01)
・196 尤度:主観と尤もらしさ
 (2018.05.01)
・197 赤いニシンが蔓延
 (2018.06.01)
・198 充足理由律と旅
(2018.07.01)
・199 誤謬の混入:目の前の真実
 (2018.08.01)
・200 乾坤只一人:唯一さ
 (2018.09.01)
・201 非決定論の世界に生きる
 (2018.10.01)
・202 縁とやりあて
 (2018.11.01)
・203 不可知の肩に立って
 (2018.12.01)
 

  2017年

・180 悦ばしき知恵:生涯学ぶ
 (2017.01.01)
・181 熊楠の腹稿
 (2017.02.01)
・182 歩くことと考えること
 (2017.03.01)
・183 不如楽之者:活きた知識を得る
 (2017.04.01)
・184 ネットと紙での検索
 (2017.05.01)
・185 ディープラーニングは君のスピードで
 (2017.06.01)
・186 サイクロプス:神話の根拠
 (2017.07.01)
・187 AIとの付き合い方
 (2017.08.01)
・188 規矩不可行尽
 (2017.09.01)
・189 継続と転身:三日三月三年
 (2017.10.01)
・190 すべてのわざには時がある
 (2017.11.01)
・191 硬さと柔らかさ、強さと弱さ:石とロボット
 (2017.12.01) 

2016年

・168 ミネルヴァの梟は、いつ飛ぶのか
(2016.01.01)
・169 啓蒙するは我にあり
(2016.02.01)
・170 ウイルス:源流か支流か
(2016.03.01)
・171 Anthropoceneは必要か
(2016.04.01)
・172 ポパーのサーチライト
(2016.05.01)
・173 Local KnowledgeからGlobal Knowledgeへ
(2016.06.01)
・174 アブダクション:発想法
(2016.07.01)
・175 実感と理屈の時間
(2016.08.01)
・176 エビデンスレベル:人為の排除
(2016.09.01)
・177 洗心と思遠
(2016.10.01)
・178 南方マンダラ
(2016.11.01)
・179 Why think, why try:師走に
(2016.12.01)

2015年

・156 碩学:無限の可能性
 (2015.01.01)
・157 noblesse oblige:覚悟と献身
 (2015.02.01)
・158 理と質:学問の本質
 (2015.03.01)
・159 普遍を目指して:大きな知性
 (2015.04.01)
・160 時間は本当に存在するのか
 (2015.05.01)
・161 われは仮説をつくらず:仮説と時代
 (2015.06.01)
・162 層に秘められた謎:層状チャート
 (2015.07.01)
・163 はじまりの石:成因のジレンマ
 (2015.08.01)
・164 三樹の教え:人を育てる
 (2015.09.01)
・165 Ubiquity:遍在する冪乗則
 (2015.10.01)
・166 凡百の才能は手作業を
 (2015.11.01)
・167 地質の唯物史観
 (2015.12.01) 

2014年

・144 大局観をもった予防原則
 (2014.01.01)
・145 ハーヴェイロードの賢者はいずこ
 (2014.02.01)
・146 一次資料と心
 (2014.03.01)
・147 研究するということ:修行と知恵
 (2014.04.01)
・148 メンター:同行二人
 (2014.05.01)
・149 インテリジェンスの源泉
 (2014.06.01)
・150 バーナム効果:心地よい言葉
 (2014.07.01)
・151 演繹時代での理念の崩壊
 (2014.08.01)
・152 そゞろ神と柵
 (2014.09.01)
・153 斉一説の破れ:多様な未来の選択
 (2014.10.01)
・154 まつろわぬ心
 (2014.11.01)
・155 岩石と弁証法
 (2014.12.01) 

2013年

132 因果と経験の敗退
(2013.01.01)
133 科学で戦った女性:3度目の被曝
(2013.02.01)
134 いろいろな時間
(2013.03.01)
135 知性を信じるということ
(2013.03.01)
136 信頼度:誤差の背景
(2013.05.01)
137 ジレンマ:岩石の自然分類を求めて
(2013.06.01)
138 眼の識別と表現:踊るスピネル
(2013.07.01)
139 refugiaは何処に
(2013.08.01)
140 ユグドラシルの泉:オージンの苦悩
(2013.09.01)
141 道具をつくる人:心は自由に
(2013.10.01)
142 タンバー数とアレン曲線
(2013.11.01)
143 ルクレチウス的直感
(2013.12.01) 

2012年

120 時間の淘汰
 (2012.01.01)
121 乱世の生き方:隠遁者の教え
 (2012.02.01)
122 ラーゲルシュテッテンと価値観
 (2012.03.01)
123 Romer's Gap:不連続の悩み
 (2012.04.01)
124 シンギュラリティは、いずこ
 (2012.05.01)
125 金環日食のSense of Wonder
 (2012.06.01)
126 Walker Feedback:無意識のフィードバック
 (2012.07.01)
127 ニッポニテス:生命の内在力
 (2012.08.01)
128 アンティキテラの高み
 (2012.09.01)
129 自然は美しさを望むのか
 (2012.10.01)
130 定義をゆらす:ウイルスから学ぶ
 (2012.11.01)
131 盲した巨人がみた素数の大地
 (2012.12.01)

2011年

108 大地を思う心
 (2011.01.01)
109 酒造りとモデル造り:感覚と論理
 (2011.02.01)
110 ヒジの形の肱川:地理認識能力の喪失
 (2011.03.01)
111 まろうど として
 (2011.04.01)
112 帰納法と権威
 (2011.05.01)
113 凡庸性原理
 (2011.06.01)
114 心のビタミン:数学的論理不足
 (2011.07.01)
115 時の流れを漂う因果律
 (2011.08.01)
116 崇高なる深みを目指して
 (2011.09.01)
117 科学の再現性と歴史性:因果律の尻尾
 (2011.10.01)
118 不便さの中の一貫性:経験の断絶
 (2011.11.01)
119 独学者
 (2011.12.01)

2010年

96 人に届くように:科学の意義と責務
 (2010.01.01)
97 暗黙の前提:常識を打ち破れ
 (2010.02.01)
98 一部から全体へ:化石へのバイアスの混入
 (2010.03.01)
99 パスカルの賭け:期待値
 (2010.04.01)
100 検証不能の過去を分ける:自然分類
 (2010.05.01)
101 田舎暮らし:実物と仮想
 (2010.06.01)
102 可能性と挑戦:心から石を楽しむ
 (2010.07.01)
103 先見性:地質学の巨人
 (2010.08.01)
104 Jupiter:一人じゃない
 (2010.09.01)
105 時間と物質の対比:無に宿る時間
 (2010.10.01)
106 知られえぬこと:不可知論
 (2010.11.01)
107 poit of no return:科学の立つ位置
 (2010.12.01)

2009年

84 私は進化しているのか:進化の進化
 (2009.01.01)
85 激変説と斉一説:宗教の呪縛と開放
 (2009.02.01)
86 バウマ・シーケンス:本質から眺める多様性
 (2009.03.01)
87 イメージの中の地層
 (2009.04.01)

88 自然の斉一性:自然は信頼できるのか
 (2009.05.01)
89 2が8を制する:冪乗則
 (2009.06.01)
90 類似性と同一性の迷宮:差異の言語化
 (2009.07.01)
91 諦めない:日食
 (2009.08.01)
92 身近な不思議:カプレカ数
 (2009.09.01)
93 科学は道具にすぎないのか:道具主義
 (2009.10.01)
94 帰化生物:タイムスケールの違い
 (2009.11.01)
95 観察に真理が宿る:ダーウィン生誕200周年
 (2009.12.01)

2008年

72 進歩よ止まれ:ムーアの法則
 (2008.01.01)
73 化石は過去の生物?:実在と実証
 (2008.02.01)
74 二分法:2から3への決断
 (2008.03.01)
75 帰納法と演繹法:無意識での適用
 (2008.04.01)
76 高邁なる知の落とし穴:ソーカル事件
 (2008.05.01)
77 帰納法のトラップ:間違った直感
 (2008.06.01) 
78 演繹と帰納との狭間:科学の柔軟性
 (2008.07.01)
79 人は何を信じるか:信憑性と信頼性
 (2008.08.01)
80 生きているとは:生命の定義
 (2008.09.01)
81 生命の宿るもの:生命論
 (2008.10.01)
82 生きていた証を残すには:存在証明
 (2008.11.01)
83 ベリンガー事件と造形力説:化石の認識
 (2008.12.01)

 2007年

60 自明の是非:複雑なものは複雑なまま
  (2007.01.01)
61 推定と創造:地質図に織り込まれた4次元
  (2007.02.01)
62 信頼と信念:ピグマリオン効果
 (2007.03.01)
63 過ぎ去った時間:過去を探るということ
  (2007.04.01)
64 帰納と演繹:コッホの原則
 (2007.05.01)
65 ものづくりの基本:天地材工
 (2007.06.01)
66 本当のこと:真理は本当にあるのか
 (2007.07.01)
67 知識と知の会得
 (2007.08.01)
68 知の集積:デジタル図書館
 (2007.09.01)
69 価値ある研究者
 (2007.10.01)
70 バウハウスの原則:アンモナイトの渦巻き
 (2007.11.01)
71 テセウスの船:同時性と同一性
 (2007.12.01)

2006年

48 未来を目指して:未来予測は可能か
 (2006.01.01)
49 化石:生命と物質の狭間
 (2006.02.01)
50 捏造:科学と人の心
 (2006.03.01)
51 落とし穴は明るかった
 (2006.04.01)
52 循環からの脱出:生命の起源
 (2006.05.01)
53 判断基準としての科学:科学教
 (2006.06.01)
54 過信:科学崇拝の戒め
 (2006.07.01)
55 一枚の地層に:地球に流れる時間
 (2006.08.01)
56 盲点を見る:背理法
 (2006.09.01)
57 アリアドネの糸:還元主義の限界
 (2006.10.01)
58 ニュルンベルク綱領:科学の倫理
 (2006.11.01)
59 要素還元主義:可能性の低いことも起こる
 (2006.12.01)

2005年

36 科学と芸術の狭間にて
 (2005.01.01)
37 石ころの還元論
 (2005.02.01)
38 タイタンから還元論的拡大へ
 (2005.03.01)
39 石ころの弁証法
 (2005.04.01)
40 地層に記録された時間
 (2005.05.01)
41 多数決:太陽と惑星の重み
 (2005.06.01)
42 思考実験:思考と現実の狭間
 (2005.07.01)
43 数で勝負:時間の矢を飛び越える
 (2005.08.01)
44 パラダイム・シフト
 (2005.09.01)
45 想像力:地球を拡大する
 (2005.10.01)
46 道具考:こだわり
 (2005.11.01)
47 科学的ということ
 (2005.12.01)

2004年

24 一流の研究者
 (2004.01.01)
25 大英自然史博物館
 (2004.02.01)
26 少ないものと多いもの:シニョール・リップス効果
 (2004.03.01)
27 時間旅行者
 (2004.04.01)
28 越境した学問
 (2004.05.01)
29 自然への回帰
 (2004.06.01)
30 都会の自然愛好家
 (2004.07.01)
31 地層の記憶は、なぜか少ない
 (2004.08.01)
32 アースネーム
 (2004.09.01)
33 科学と心と宗教
 (2004.10.01)
34 試される日本
 (2004.11.01)
35 区切られる時間
 (2004.12.01)

2003年

12 いろいろな見方
 (2003.01.01)
13 地質と村おこし
 (2003.02.01)
14 常識と非常識
 (2003.03.01)
15 無限の宇宙
 (2003.04.01)
16 「本当のこと」と「信じること」
 (2003.05.01)
17 過去と記録
 (2003.06.01)
18 証拠と論理
 (2003.07.01)
19 地質学的時間
 (2003.08.01)
20 専門情報の普及
 (2003.09.01)
21 自然を守る心:北アイルランドにて
 (2003.10.01)
22 災害と倫理:北海道の被災地を調査して
 (2003.11.01)
23 軽石から危うい普遍的認識へ
 (2003.12.01)

2002年

01 地質学的関係
 (2002.02.07)
02 地質学における時間の不可逆性
 (2002.03.01)
03 学について
 (2002.04.04)
04 地質学とは
 (2002.05.01)
05 地質学的定常と人間的非定常
 (2002.06.01)
06 生物の進化:グールドの死を悼む
 (2002.07.01)
07 構造主義的地質学
 (2002.08.01)
08 オフィオライト
 (2002.09.01)
09 ハットンの見た露頭:現実とスケッチ
 (2002.09.01)
10 ロゼッタストーン:知の集積
 (2002.11.01)
11 教養人
 (2002.12.01)

先行号(前身の号外)

1 サラとの対話
 (2001.09.20)
2 組織について
 (2001.09.26)
3 分類と類型
 (2001.10.23)
4 地質調査
 (2001.12.19)
5 教育
 (2001.12.25)
6 オッカムの剃刀
 (2002.01.14)
7 地質学的終焉
 (2002.02.06)


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編集履歴

・topページデザイン変更(2008.04.25)
・topページデザイン変更(2008.02.15)
・フォルダー整理、top整理(2005.07.23)
・レターページを本文と一緒にする(2005.03.28)
・メールをGIF画像に変更(2005.02.11)
・エッセイとLetterを1ページにする(2002.6.24)
・まぐまぐで発行承認(2002.2.1)
・Access Counterの設置(2002.1.17)
・ホームページの公開(2002.1.16)
・ホームページの独立(2001.12.28)