Letter Box No. 12


Letters 「境界と越境」

目次

Letter 111 
Letter 112 
Letter 113 
Letter 114 
Letter 115 
Letter 116 
Letter 117 
Letter 118 
Letter 119 
Letter 120 


Letter 111 連絡
2002/ 1/30 08:54
菅井様
 忙しいという割に、28日、文教大学の試験が終わって、帰宅し、子供が保育園から帰ったその足で、熱海に1泊してきました。素晴らしいホテルで、家族ともども感動しました。もちろん、1名1万円以下のリーズナブル料金のところです。
 さて、ホームページですが、「Terraの寺小屋」のサーバに入れますが、「Terraの寺小屋」にはいれません。私のホームページだけから飛べるようにします。「Dialog」についても移しますが、こちらは公開する予定です。
 EPACSの報告書の文章は、そろそろ、限界です。つまり、入稿直前です。それより、論文にする予定のもの、秘密ですが、2月一杯くらいは待てる可能性があります。それに、間に合わなければ、EPACSの研修会で書いたものをそのまま掲載します。その了承だけを下さい。
 本当は、いろいろ議論をしたいのですが、私も、多分菅井さんも時間がなさそうなので、連絡だけにします。しかし、時々でいいですから連絡を入れてください。よろしく。
content


Letter 112 連絡了解?
2002/ 2/ 1 00:33
小出良幸さま
 EPACSのレポートが終わって、やっと山下さんに送ることができ、ほっとしています。
 「連絡」にあったホームページのことは、了解です。
 が、「論文にする予定のもの、秘密ですが、2月一杯くらいは待てる可能性があります。それに、間に合わなければ、EPACSの研修会で書いたものをそのまま掲載します。その了承だけを下さい。」の意味が?わかりません?
 書く予定だった論文は、EPACSの報告書に載せるのではなかったのですか?
 でも、言われてみれば、EPACS報告書には「コンピュータとインターネット」に関する今までのレポートを編集して載せるんでしたね。私もそれに合わせて、新しく書き直しました。
 ということは、論文は別個に冊子を編むのでしょうか。
 2月の本当に末、28日が締め切りならば、できる可能性があります。できると言い切れないところに弱さがにじんでいますが。
 言語は使ってこそ身になるもの、私は近頃喋る場を減らして、言語運用能力が衰えてきています。また、社会観察も怠り気味です。いけませんね。でも、あともう少し、もう少しだけ時間を下さい。平田さんが帰ってくるよりは、早く復帰できるだろうと思いますので。
 また、折をみて、消息文を送ります。
  スガイミサト
contentへ


Letter 113 依頼内容の確認
2002/ 2/ 1 08:14
菅井様
 ホームページ了承の件、ありがとうございます。では早速、移動の手続きをはじめます。
 今回の菅井さんに依頼していたのは、EPACSのいつも出している報告書ではなく、4月発行予定の博物館の調査報告書用です。皆に依頼してるコンピュータやインターネットに関する今までのレポートも、同様に博物館の調査報告書に編集して載せる予定のものです。
 今回は、EPACSの報告書のためには、テープ起こしやメーリングリストの修正原稿、およびClubGeoに参加した感想などをお願いしていただけです。参加者の独自の文章は依頼していませんでした。
 ですから、今までも書かれていたものを(菅井さんの場合は1回分)、私がまとめ、修正を依頼していたのは、博物館の調査報告書用です。菅井さんには、「文学と地質学」のような観点で、新たに書けないかという依頼をしていたのも、博物館の調査報告書用でした。
 もし今回のものが、EPACS用であれば、それはそのまま採用して、掲載します。
 再度、お願いを整理します。菅井さんには、2月末を目処に、論文もしくは報告書をお願いします。長さ内容、形態は問いません。ただし、もしできるなら、「文学と地質学」のような観点で新たに書ければありがたいです。もしだめなら、今回書かれたもの(まだ見ていないのですが)、あるいは、秋の研修会用に書かれたものを推敲したものでも、どれかを掲載したいと考えています。菅井さんは考え方は、地質学あるいは自然科学などの携わるものにとって、非常に新鮮です。ですから、何らかの形で、まとめていただけるとありがたいです。
 依頼内容を理解していただけたでしょうか。同時期、2冊の本の編集作業をしているため、錯綜しました。深く考えない人には、全く問題がないのですが・・・・
 「言語は使ってこそ身になるもの」確かにそうです。しかし、口にすることだけが言語ではないはずです。論理的あるいは情緒的でもなんでも、「考え」まとめて成文化していれば、言語能力を使っていることになるとも思います。読書も然りです。菅井さんの「私は近頃喋る場を減らして、言語運用能力が衰えてきています」というのは、「場」や「機会」ではなく、精神力やモチベーションの問題あるいは、興味の移動などが原因ではないのですが。まあ、ふか読みしてもはじまりませんが。
 ではまた。
contentへ


Letter 114 助けてください。
2002/ 2/ 2 17:39
小出良幸さま
 急を要することなので、前略要件のみお伝えします。小出さんのメールリストを悪用したウイルスが送られてきました。
 「CHRIST HALL」という送信者だったと思います。件名に、小出さんのメーリングリスト(KOIDE MAIL ・・何とか・・)という内容が書いてありました。だから、小出さんのメールリストを使ったものだと思います。メールを開けなくても、勝手にインターネットに接続し、増殖するようです。このメールが届いたのは、実は今日が初めてではありません。前にもお話したことがあるかもしれませんが、今回で2度目です。
 何で2度目に急に一報入れることになったかというと、前回は単に増殖するだけだと思っていたのが、鈴木卓也さんのメールを汚染した?(文字化けさせた)ためです。件名を見ただけで「あれだ」、と思ったのですが、そんな悪事を働くとは知らず、小出さんにちゃんとした送信者と件名をお知らせしようと受信トレイから削除フォルダに入れ、その悪者がインターネットに何度もつなごうとするのを阻止しながら、一緒に受信した鈴木さんのメールを見ていたら・・・いきなりものすごい速さで文字化けしていくものですから、目が点になってしまいました。急遽、悪メールを完全に削除しました。よって、記憶をたどって、送信者・件名をお伝えしました。
 そして、困ったことに、完全に削除したにもかかわらず、どこかに息を潜めているのか、コンピュータが自動的に、インターネットをつなぎます。もしかして私のメールリストも悪用されてしまうのでしょうか。一生懸命対処している所ですが、どうなるのでしょう??対処方法、何かご存知じゃないですか?
 本当に、怖かったです。また、どうしたらいいものか、参っています。でも、EPACSのリストには学校のアドレスも入っているため、鈴木さんのメールは2本届いており、1本は無事でした。
 では。引き続き格闘します。前はアプリケーションを終了させたらつながなくなったのですが、今回はどうでしょう・・・。
  菅井美里
contentへ


Letter 115 ウイスル対処
2002/ 2/ 6 08:24
菅井様
 今日まで、交替勤務による休日でした。連絡遅れました。
 同じメールは、私のところにも来ていました。いわゆるウイルスの一種だと思います。あまり詳しくないのです、私のところでは、ウイスル対処用のソフトを入れてあります。ですから、今のところ事なきを得ています。
 感染経路ですが、送りつけられたメールのタイトルから、多分、ホームページ「Metamorphic」の菅井さんと私のE-mailアドレスを読んで、送りつけているのだと思います。私のメールアドレス帳からの送信は、不可能だと思います。それは、ウイルス対処用のソフトが、私のコンピュータからの送信も監視しているからです。
 ですから、菅井さんも、ウイルス対処用のソフトの購入およびインストールを早急にすることを薦めます。
 今や、被害者だけでなく、加害者にもなってしまうのです。幾ばく出費になると思いますが、被害者や加害者にの苦痛を味わうよりは、ずっと精神的には救われます。ぜひ、購入をお勧めします。
 それに同じ経路から二度と来ないように、早めにmetamorphicを移し、なおかつ私のメールアドレスだけを公開し、菅井さんのは公開しないようにしましょう。
 ではまた。
contentへ


Letter 116 口述試験
2002/ 2/ 4 14:45
小出良幸さま
 こんにちは。
 消息文代わりに、近況を書きます。
 今日は卒論の口述試験のために学校へきました。つい30分ほど前に終わりました。もともと記憶力が弱く、暗記がぜんぜん出来ないため、本当ならもっとまじめに梗概を覚えるべきなのでしょうが、「今更・・・」という気になってしまい、卒論を見直したのは試験30分前でした。でも、主査も副査もお疲れのようで目をつぶること多く、その合間にしょっちゅう手元の梗概を見て述べました。ちょっと得した気分でした。
 でも、研修会のときの発表でもおわかりのように、極度なあがり症によるシャベリマクリがとまりませんでした。
 たいして突っ込まれなかったのですが、副査の質問が一つあった後に指導教員の主査が「よかったね」と一言言ったのが気になりました。突っ込まれなくてよかったねという意味なのだろうと思いますが、試験中なのに笑顔で言われて、びっくりしました。
 口述試験初体験は、面白かったです。
 では、また。
   菅井美里
追伸:論文、了解です。やってみます。
contentへ


Letter 117 発展途上
2002/ 2/ 6 10:32
菅井様
 論文の了承いただき、ありがとうございます。ぜひ、頑張って書いて下さい。
 卒論の口述試験というのがあるのですか。私の時は、卒論発表会で発表するという形式でした。だた、OHPやスライドなどが使えない時代でしたので、模造紙に図や表を書いて発表していました。
 私は、修士課程の試験が直前にあったので、準備万端整えて、岡山大学へ試験を受けいきました。そして、卒論に望もうとしたら、「他の卒論生は発表の予行演習が済んでいるのに、お前はまだだから、やれ」と、大学院生たちが、私の卒論発表の予行演習を聞いてくれて、あれはダメ、これはダメと、と指摘してくれました。そして、「さあ、図の書き直しだ」と張り切っていました。私は、これでいいと思っていたのに、強制的に書き直しです。私は、訳もわからず、大学院生だけが、あせって、手伝ってくれていました。後日、その先輩が、「お前一人、悠然として、周りがあわてまくっていた」いいます。未だにその先輩たちは、そのことを口にします。
 まあ、私の卒論に関する経験は、そんなものです。でも、人前で発表するのは、場数を踏む必要があります。それに、自分のやったことや、発表することに自信をもち、発表内容を完全に把握していることが必要です。馴れてくると、ジョークの一つも考える余裕が出てきます。
 発展途上の菅井さん。では、また。
contentへ


Letter 118 転進について&私の転進について相談
2002/ 2/19 16:41
小出良幸さま
 EPACSでの異動報告、読みました。
 遂にあと1ヶ月しか博物館にはいらっしゃらないんですね。でも、12月1日に初めて転進話を伺って、2ヵ月半あまりの間、殊に最初の1ヶ月半くらい集中して"Mourning(喪)"をすごしたお蔭で、随分気持ちがすうっとしました。(「喪」というと大げさかもしれませんが、別れを惜しみ悲しむ気持ちは、永遠か否かを問わず「喪」の作業であると思います。)1月の大島巡検で、大分気持ちが落ち着いたようです。
 2月8日の転進報告の後、皆さんが「おめでとうございます」と口々に言っていましたね。大人だなぁと思いました。私は2ヶ月以上も経ってようやく、心から転進おめでとうございますということができます。
 そして、心からおめでとうございますと言えるのは、私自身の転進先が見えてきたことにも一因があります。小出さんに忘れられてしまった・・大学院への入院・・です。思い出されましたか?
 全部で4校受けました。(願書はもう少し出しましたが。)
 最初に受けた大学は今日発表ですが、落ちたはずです。試験も面接もたじたじでしたから。
 でも、2校は入学適格者通知を戴きました。残りの1校は唯一の共学校。発表はこれからですが、落ちるとすれば英語の筆記だけが理由になると、面接の先生に言われました。
 そこで、相談があります。今のところ通知を戴いた2校のうち、どちらに進むかです。仮にA・Bとして話を進めます。
 Aは私の指導教官の、院時代の同窓生の先生がいらっしゃる大学です。その先生は、特に誰の研究をしているというのではなく、自分の方法論や興味で作品を研究するタイプの研究者です。学校はいわゆる伝統校で、雰囲気がとても気に入っています。開講科目は研究科で僅か8しかないのですが、他学との単位互換で補っているようです。
 Bは私がこれから研究しようと思っている研究対象と非常に近い研究をなさっている先生がいらっしゃいます。家から近いことや「花ではなく華」のイメージが強いのが難点ですが、他学との単位互換がない分、開講科目が多岐にわたっていて面白そうです。
 どちらも女子大で、私の中では互角です。昨日受けてきた共学は、大学受験時の第2志望校でしたが、学生の雰囲気が今ひとつなのと、先生の態度が好ましくなかったので、合否に関わらず却下しようと思います。
 小出さんなら、どちらを取りますか?
 私の指導教員は、「自分の研究対象と同じ方面の研究をしていない先生のほうが、研究方法の対立も少ないし、他の分野の情報も得られるから良い」と昔助言を戴きました。でも、先行研究者のご指導を仰ぐのが普通なのでは?とも思います。一言でもいいので、何かご助言いただけると幸いです。
 ついに、沈黙終了です。といっても、しょっちゅう喋っていた気もしますし、1月から2月末までの予定が、僅か半月ばかりしか実質的な無言状態はありませんでしたね。
 小出さんが転進をEPACSでの報告よりも先に下さったことへの感謝を込めて、私もClubGEOより先に、小出さんに報告というか、相談しました。
  スガイミサト
●追伸●
 鈴木拓也さんとのメール交換マガジンの廃刊、寂しいです。でも、4月からの転進に向けて、たくさんの変化が起こるのは当然なのでしょうね。
contentへ


Letter 119 返事に時間を下さい
2002/ 2/19 17:17
菅井様
 時間を下さい。土曜か日曜になれば、時間ができます。今は、ゆっくり考えられません。慌ててメールを書くと、変な意見を言ってしまいそうなので、じっくり考えます。返事には、少し時間を下さい。ごめんなさい。では、後日。
contentへ


Letter 120 Re:返事に時間を下さい
2002/ 2/19 17:29
小出良幸さま
 時間了解です。のんびりお待ちしています。
 スガイミサト

contentへ 


トップへ戻る