目次
Letter 101
Letter 102
Letter 103
Letter 104
Letter 105
Letter 106
Letter 107
Letter 108
Letter 109
Letter 110
Letter 101 小出モクロミ
Wed, 26 Dec 2001 13:48:32 +0900
小出良幸さま
来年4月以降の小出モクロミの矢があたり、今や矢ガメ状態の菅井です。(カメは私の中高時代のあだ名です。)
私の計画は、今までの生活を無にするほど型破りな計画ではありません。今までよりも制約はかかっても、博物館のボランティアは続けるつもりです。Club Geoについても、小出さん他メンバーの皆さんに「もう来なくていいよ」とお声がかかるとか、続けにくい状況でも生まれない限り、続けたいです。
Club GeoHPで自己紹介をした時に、「三食の飯より地学(理科)が好き」と言ったような気がします。オーバーかもしれませんが、嘘ではありません。ボランティアをするきっかけも、原点はそこにあります。
で、小出モクロミに対する回答ですが、OKです。頭の中の理科知識は中学生くらいでストップしているので、小中学生が理解できるようにしたいという望みにお答えできるかもしれません。でも、極偶に、中途半端に見聞きしてしまった知識の正誤を伺うかもしれませんが、宜しいでしょうか。それから、名称「生徒」or「学生」については諸手を挙げて大歓迎です。私は名字が好きではありませんので。
そういうことで、チョット試験的な質問を考えました。「地球のささやきNo.【68】」に対する質問です。●が小出さんの文章、○が私の質問です。
―――――――――――――――――
●地殻やマントルを構成する岩石にも、鉄が含まれています。でも、岩石内の鉄は、多くが酸化物となっています。酸化物でなくても軽い元素と結びついて酸化状態になっています。
○ということは、川岸や海岸で取れる砂鉄は、みんな酸化鉄ですか。
○砂鉄など、酸化している鉄も、磁石にくっつきますが、なぜ鉄は磁石にくっつくのですか?また、鉄以外に磁石にくっつくものはあるのでしょうか。
○岩石内の鉄は酸化状態にある・・・とは、液体の鉄は酸化していないということでしょうか。
○軽い元素と結びついて酸化状態になる・・・軽い元素って何ですか。また、酸素と結びつかなくても「酸化状態」があるようですが、「酸化状態」とは、何でしょうか。
●液体の鉄は、地球の自転に伴って動きます。金属鉄の流動によって、電流が生じると考えられています。電流が生じると、そこには磁場が発生します。つまり、地球が巨大な発電機となり、発電機は電磁石の作用をするのです。その結果、地球全体が、磁場を持ち、巨大な磁石として振舞います。それが、地球磁場となり、方位磁石(コンパス)が北を指す理由とされています。このような考え方を、地球ダイナモ理論と呼んでいます。
○金属鉄の流動によって電流が生じるとは、金属鉄の摩擦によって電流が生じるということですか?
○「金属鉄」は、私たちが思っている「鉄」と何か違いがあるのでしょうか。「金属鉄」という言い方以外に「○○鉄」という言い方はあるのでしょうか。
○NとSが一定の方向に向かっていますが、中で流動している鉄の流動の仕方に法則性があるのでしょうか。NとSが逆転するのは、鉄の流れが変わるためですか?
――――――――――――――――
こんな感じでいいですか?
地球ダイナモ理論は、高校の時、本で読んだことがありましたが、理論の枠組みはわかるのですが、理論の元になるモデルを理解できませんでした。いまでも、よくわかりません。磁場逆転を証明するらしい力武モデルは殊に。どう質問していいのかさえ、わかりません。
以上、返答お待ちしています。
菅井美里
*追伸*
小出さんと平田さんに宛てた「第二次日本回帰」を間違ってClub Geoに送ってしまいました。23日伺った時、山下さんが「卒論書き終わって、気抜けしてんじゃない?」と風邪引きの私におっしゃいましたが、きっと、これも気抜けのせいです。はぁ。
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Letter 102 回答(一部のみ)
2002/ 1/27 14:31
菅井様
これは、2001年12月26日付けの「小出モクロミ」対する答えの一部です。一部なのは、体力知力の限界だからです。一部答えを書いたので、とりあえず、それを送ります。
質問
○川岸や海岸で取れる砂鉄は、みんな酸化鉄ですか。
○砂鉄など、酸化している鉄も、磁石にくっつきますが、なぜ鉄は磁石にくっつくのですか?また、鉄以外に磁石にくっつくものはあるのでしょうか。
回答
砂鉄の多くは、磁鉄鉱という鉱物が主要です。磁鉄鉱は酸化鉄の一種です。でも、すべてとは限りません。
鉄の酸化物でも磁石にくっつくものがあります。磁石にくっつく性質を持つものを、磁性といいます。多くの鉱物にそのような性質が、多かれ少なかれあります。磁性を持つ鉱物で、自分自身が磁石であるという性質を自発磁化といい、そのような性質を持つ鉱物を磁性鉱物といいます。
磁性鉱物の多くは、鉄の化合物で、鉄の酸化物が酸化鉄と鉄の酸化物は集合という意味では違います。化学の世界では酸化鉄とはFeOとFe2O3の二種で、鉄の酸化物はもっと広義で、鉄が酸化状態(Fe2+やFe3+)の化合物です。もちろん化合物ですから、FeとO以外に、TiやSなども加わることがあります。
ですから、酸化鉄だけとは限りません。
以上で勘弁して下さい。
後の質問は、現在体力が尽きて答えられません。
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Letter 103 夜更かし
Fri, 28 Dec 2001 00:34:13 +0900
小出良幸さま
今日、28日は、やはりお休みにします。
レポートを書いていたら、例によって夜中になってしまったので。EPACSのではなく、学校のです。レポートと言っても、聖書の物語を書いています。物語を書くのは久しぶりのことなので楽しんでいるうちに時は矢のように過ぎていました。
では・・・年末にまだメールを送るかもしれませんが、小出さんは今日で仕事納めですよね。良いお年を。また、良い休暇を!
菅井美里
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Letter 104 電話番号&辞退案
[Clubgeo 337] より
2002/ 1/ 7 13:06
平田大二さま&皆さま
あけましておめでとうございます。
大島の巡検に際して、富谷龍樹くんと連絡を取ろうと思います。つきましては、彼の自宅電話番号を教えてください。携帯の番号は聞いていましたが、こういう相談を携帯でするのはどうかと思いまして、自宅にお電話したいと思います。
それから、辞退案です。EPACSの月末締めの報告に片言を提出予定でしたが、8割方できないであろう予測が立ちました。できなかった場合、当然ながら提出できません。申し訳ありません。
また、大島巡検の後2月末まで音信不通になります。HPを作ったり、中国の下調べ(あるのでしょうか?)をしたりするのは、3月に入ってからならOKです。(1日はダメですが。)
以上。
菅井美里
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Letter 105 Re:辞退案
[Clubgeo 341] より
2002/ 1/ 9 14:23
菅井様
明けましておめでとうございます。
> 辞退案です。 EPACSの月末締めの報告にに片言を提出予定でしたが、8割方で
> きないであろう予測が立ちました。できなかった場合、当然ながら
> 提出できません。申し訳ありません。
非常に残念です。菅井さんの報告は、非常に期待していました。多少、きつくても、何とかなりませんか。
> また、大島巡検の後2月末まで音信不通になります。
一体何があるのですか。気にあるところです。理由によっては、レポートは無理強いできませんが、どんな理由があるのでしょうか。よろしければお願いします。
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Letter 106 理由
[Clubgeo 341] より
2002/ 1/10 12:07
小出良幸さま
今日も元気に楽しく授業を受けている菅井です。
小出さんの質問について。前に言ったことがあったと思いましたが。ま、言ったかどうかは別として、せっかくだから内緒にしましょう。そのほうが私も気が楽なので。3月になったら、イヤでも報告しますから、お待ちください。大島で聞き出そうとしても貝のように喋りませんよ(笑)。
では・・・
菅井美里
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Letter 107 いろいろ
2002/ 1/11 09:58
菅井様
こんにちは。
ウイルスで、NetscapeMailがやられ、再度別のWzMailというのに変更しました。そのたびに、メールとアドレス帳の移行が大変です。もう、うんざりです。そして、Netscapeのブラウザーも不安定だったので、もとのMS
Interenet Exploreにもどしました。
中国行きの件については、メーリングリストclubgeoでは、書かないようにして下さい。というのも、青木さんと富谷君は、行く予定には入ってないからです。中国行きの件については、平田氏からこれからメールで連絡があると思います。それに、「大島巡検の後2月末まで音信不通になります。」というのは、困りますね。これから、ビザを取ったり(つまりパスポートをあずかり旅行業者に渡す)、保険に加入する手続き(書類を書く)などが必要になります。連絡がつき、書類が書ける状態にして置いて下さい。よろしく。
さて、転進について「前に言ったことがあったと思いましたが。」ということですが、じつは、私は、聞いていません。
菅井さんの前に頂いたメールを見直すと「私の転進方法が模索段階であることを示してもいます。小出さんが札幌にいかれるまでには、何らかの変化が訪れるでしょうが、今まで小出さんに言っていたことと違うことをするかもしれません。」と書かれています。ですから、私にはまだ、菅井さんの転進に関する情報はもらっていないのです。「ま、言ったかどうかは別として、せっかくだから内緒にしましょう。」というのなら、しょうがないです。まあ、隠すほどの重要な転進が控えていると考えておきましょう。
「小出モクロミ」に対する、メールは半分くらい書いたのですが、重いので、しばらく時間を下さい。
ではまた。
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Letter 108 記念メール
[Clubgeo 353] より転載
2002/ 1/24 13:28
皆さま
雲隠れするといってからもお喋りな菅井です。
今日、後2つ授業を受けたら、大学4年間の授業が全部終わりになります。レポートも出し、卒業エッセイも書き終わり、ホントに学生生活が終ります。信じられません。卒論の審査も、卒業も、まだまだ先ですが、急に嬉しくなって喋りたくなりました。
ではでは、皆さま、それぞれのお仕事を、葉月ちゃんと龍樹くんはHP作りを、適度に頑張ってください。
菅井美里
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Letter 109 集中!!
2002/ 1/27 14:55
「雲隠れするといってからもお喋りな菅井」様
遅くなりましたが、さっき、質問の回答の一部を送りました。
され、現在、体力、知力共に尽きました。だから雑談です。
そりあえず、体力、知力共に尽きた理由です。一つは、EPACSの報告書の原稿を大量に書いたこと。もう一つはテクノリサーチと連携して、「Terraの寺小屋」をはじめるため、私だけで、大量のホームページの移動、及び新規製作をしなければならなかったこと。そして、まだ終わってないのですが、1月末締め切りの博物館の研究報告の校正2編(大磯の論文がそのうち1つ)、そしてEPACSようの報告書の私自身の論文が1月締め切りです。まだ、2月20日締め切りの学会発表用の論文作成(西小磯の調査のまとめ)をすること。などなど明らかに、仕事量がオバーフローしています。
自分自身の整理のために、まとめしょう。
<終わったもの>
○「Terraの寺小屋」のホームページ
・改訂および移動部分(一つ一つが大きなホームページです)
「地球のささやき」
「地球のつぶやき」
「教育」
「研究室」
・新規に作成したホームページ
「掲示板バックナンバー」
「書庫」
「講義」
・解説
トップページを(5ページ)テクノリサーチのデザイナー(諸星君)が作成するので、そのホームページ説明の文章
○EPACSの報告書
1. はじめに
2. 総合討論
3. EPACSの活動のまとめ
4. Club Geoの活動のまとめ
5. Museum Network
6. ホームページ
<終わってないのも>(締め切り順)
・研究報告論文
「自然史論文」
「大磯論文」
・EPACS総括論文
・学会用論文
「西小磯論文」
・Phot-CD作成(3枚)
その他に科研費の報告書やメールマガジンの発行(3種)、メール交換などなど、我ながら信じられない状態です。でも、定常的にこういう状態ですので、要領よくこなすしかないのです。そして、余裕をこいて菅井さんにメールなんぞも出せるのです。
菅井さんもあと20年ほどすると、私のような状態が訪れると思います。そこで、つぶれるか、こなせるかは、自分の能力と経験とがもののをいいます。現代社会でたった一つのことに打ち込んで集中できる時期は、20歳代のほんの一時期です。今は多分、菅井さんはそういう状態でしょう。ですから、集中してやって下さい。
さて、相談ですが、我々のメール交換のホームページを私のサイトに置いていたですが、「Terraの寺小屋」に移した方が、私としては整理しやすいのですが、いかがなものでしょうか。意見をください。
それと、もしよろしければ、なぜ雲隠れしているかそろそろ教えて下さい。必要なら、聞いても黙っていますから。
ではまた。仕事に戻ります。
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Letter 110散漫!
2002/ 1/29 00:07
力尽きている小出良幸さま
小出モクロミの回答、ありがとうございました。それにしても見事な力尽きようですね。文章の呂律がまわっていません(笑)。HP、報告・論文等やることがたくさんあるのはいつものこととはいえ、リストアップすると騒然としませんか?ものすごい量ですね。
さて、この交換メールのページ置場ですが、小出さんの良い所に置いてください。面倒は無いに越したことないですし、私は小出さんのHP観察会の一員ですから、どこに置かれても何の支障もありません。
それから、私の雲隠れについてですが・・・・明かしません、終わるまでは。小出さんを信用していないからではありません。隠し通す面白さを、ただ、存分に味わっているだけです。でも、やっぱり、私は小出さんに話したことがあります。というより、小出さんだけでなく、皆さんに話したことがあります。もちろんオフラインで。小出さんは、ただでさえ忙しいのに、私にジラサレテおいでですか?だから、余計に喋りたくなくなるんです・・・。楽しみに3月までお待ちください。
でも、私は今集中していません。全然。集中しなければいけないのですが、出来ずにいます。幼い頃から今に至るまで、先生には「好奇心が旺盛だ」という所見を戴きつづけています。悪くいえば、気が散りやすいと言うことでしょう。今も、やはり変わりません。いろんなことに興味を持つことは、私にとって長所であり、短所です。そして、短所になってしまうのは、自分に対する甘さです。だから、ジレンマが生じるわけですね。一つのことに集中してみたいというのは、物心ついたときからの願いかもしれません。
では、集中に挑戦するため、今日はこの辺で。
(実はまだ、EPACS関係の文章が書き終わっていません!)
スガイミサト
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