読書日記
(2010年7月〜9月)

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目次 

9月 
086(657) ニ十一世紀に生きる君たちへ: 2010.09.26
085(656) 電信柱と寂しい夜: 2010.09.26
084(655) 桃山ビート・トライブ: 2010.09.25
083(654) しずかな日々: 2010.09.24
082(653) 宇宙のみなしご: 2010.09.22
081(652) わしの新聞: 2010.09.21
080(651) おまんのモノサシ持ちや!: 2010.09.19
079(650) 風をつかまえて 2010.09.16
078(649) ニッポンの風景をつくりなおせ: 2010.09.15
077(648) 月のえくぼを見た男 麻田剛立: 2010.09.14
076(647) 山もりのババたち 脱ダム村の贈り物:2010.09.12
075(646) エキスペリエンツ:2010.09.12
074(645) コロヨシ!!:2010.09.04

8月 
073(644) ひかりの剣:2010.08.28
072(643) ジーン・ワルツ:2010.08.26
071(642) 東京バンドワゴン:2010.08.24
070(641) 風が強く吹いている:2010.08.19
069(640) となり町戦争:2010.08.16
068(639) 夏を拾いに:2010.08.14
067(638) ザ・万歩計:2010.08.12
066(637) 図書館の神様:2010.08.11
065(636) まほろ駅前多田便利軒:2010.08.11
064(635) 神去なあなあ日常:2010.08.08
062(633) 裸足と貝殻2010.08.06
063(634) 永遠の0:2010.08.06

7月 
061(632) フォーティ 翼ふたたび:2010.07.31
060(631) かのこちゃんとマトレーヌ夫人:2010.07.28
059(630) ホルモー六景:2010.07.27
058(629) DIVE!!下:2010.07.25
057(628) プリンセス・トヨトミ:2010.07.23
056(627) DIVE!!上:2010.07.22
055(626) 一瞬の風になれ 第三部:2010.07.18
054(625) 一瞬の風になれ 第二部:2010.07.16
053(624) 鴨川ホルモー:2010.07.15
052(623) 一瞬の風になれ 第一部:2010.07.14
051(622) チェンジング・ブルー:2010.07.13
050(621) 志高く 孫正義正伝 完全版:2010.07.06
049(620) 走れ!T校バスケット部:2010.07.05
048(619) 地球環境46億年の大変動史:2010.07.04
047(618) 海の底:2010.07.03
046(617) 鹿男あをによし:2010.07.03


9月 
086(657) ニ十一世紀に生きる君たちへ: 2010.09.26

司馬遼太郎著「ニ十一世紀に生きる君たちへ」
(ISBN4-418-01504-3 C0095)
を読んだ。
小学校の教科書向けに書いた
2つの文章が収録されている。
ひとつが、 ニ十一世紀に生きる君たちへで
もう一つが、洪庵のたいまつである。
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085(656) 電信柱と寂しい夜: 2010.09.26

神山恭昭著「電信柱と寂しい夜」
(ISBN4-915699-54-4 C0093)
を読んだ。
神山氏の文章は、
朴訥として、ほっとする。
内容もありふれたものだが、
彼や彼の家族の個性が
ストーリを彩る。
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084(655) 桃山ビート・トライブ: 2010.09.25

天野純希著「桃山ビート・トライブ」
(ISBN978-4-08-771208-7 C0093)
を読んだ。
安土桃山前後の時代、
黒人のドラマー、三味線、笛、踊り子の
4人組がビートの利いた音楽を始める。
彼が時代に翻弄されながらも、
自分たちの音楽を信じて演奏を続ける。
不思議な魅力のある作品であった。
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083(654) しずかな日々: 2010.09.24

椰月美智子著「しずかな日々」
(ISBN978-7-06-276677-7 C0193)
を読んだ。
引っ込み思案で目立たない
小学校5年生の主人公。
5年生になって、新たな友達を得て、
少しずつ学校になじんでいく。
家庭の都合で祖父と同居を始めるが、
その祖父が昔ながら生活をしている。
そんな祖父に友達もなじみ、
しずかな日々がはじまる。
淡々とした物語のなかで
少年の変化が起こる。
母親と祖父の関係、友人の家庭状況。
現代風の問題も孕んでいる。
淡々としたストーリーの中で、
奥行きを感じる。
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082(653) 宇宙のみなしご: 2010.09.22

森絵都著「宇宙のみなしご」
(ISBN978-4-04-394108-7 C0193)
を読んだ。
中2、中1の姉弟がいじめられっ子、
八分にされている子
と共に屋根に上る。
不思議なストーリーである。
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081(652) わしの新聞: 2010.09.21

神山恭昭著「わしの新聞」
(ISBN4−915699-66-8 C0095)
を読んだ。
この本は大洲の博物館で見つけた本だ。
松山在住の作家の本である。
すべて手書きの文字とイラストで
書かれた本である。
字も下手、イラストも下手。
しかし、非常に味がある。
貧乏とさえないところが「売り」の中年の
自分自身と身の回りに起こったことを
彼自身のさえない視点で見ていく。
それが魅力である。
非常に面白かった。
彼のほかの作品も即座に注文した。
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080(651) おまんのモノサシ持ちや!: 2010.09.19

篠原匡著「おまんのモノサシ持ちや!」
(ISBN978-4-532-31621-1 C0034)
を読んだ。
梅原真のことを書いたルポである。
面白くユニークな人物を取材したものである。
しかし、大物過ぎると悪いところが書けない。
ネット雑誌に連載していたものを
書籍にしてる。
だから、いいところだけしか書けない
というハンディがある。
人物の悪いところもかけるライターは
なかなかいないのだろう。
まあ、梅原の人物については、
よく分かった。
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079(650) 風をつかまえて: 2010.09.16

高嶋哲夫著「風をつかまえて」
(ISBN978-4-14-005561-8 C0093)
を読んだ。
北海道の小さな田舎町で
つぶれそうな鉄工所が、
町の依頼で風車をつくる。
台風で風車が倒れる。
しかし、次は自分たちの力で
風車をつろうと決意する。
完成で話は終わる。
高校の課題図書になっている。
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078(649) ニッポンの風景をつくりなおせ: 2010.09.15

梅原真著「ニッポンの風景をつくりなおせ」
(ISBN978-4-904702-12-3 C0070)
を読んだ。
道の駅十和で購入した本だ。
高知のデザイナーで
田舎や一次産業を盛り立てる仕事をしている。
デザインしたものも示されている。
売れているものは、
やはりなかなかいい。
デザインとはそんなものだ。
どこがいいのか言葉では示せないが、
感覚的に誰もが感じされるものだ。
それを創出することができる人が
デザイナーだ。
一次産業をデザインし、田舎の風景をつくりなおす。
なかなか面白い仕事だ。
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077(648) 月のえくぼを見た男 麻田剛立: 2010.09.14

鹿毛敏夫著「月のえくぼを見た男 麻田剛立」
(ISBN978-4-7743-1391-7 C8395)
を読んだ。
江戸時代、観測を中心に天文学を独自につくり上げ
そして西洋の古典物理に基づく
ケプラーの天文学をいち早く導入した
麻田剛立の伝記である。
なかなか面白く、
そしてよく調べている本であった。
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076(647) 山もりのババたち 脱ダム村の贈り物:2010.09.12

玄番真紀子著「山もりのババたち 脱ダム村の贈り物」
(ISBN4-7736-2705-0 C0036)
を読んだ。
中川の最上流部、
徳島県のはずれの村、木頭村(現那賀町)
北川部落のババたちが
ダム建築を阻止した。
そこに大阪から家族で移住した人の
見聞したババたちの生活が描かれている。
木頭村で購入した本だ。
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075(646) エキスペリエンツ:2010.09.12

堺屋太一著「エキスペリエンツ」
(ISBN4-532-17068-0 C0093)
を読んだ。
団塊の世代という言葉を生み出した
堺屋太一が団塊の世代が定年前後に
今までの経験を活かして
さびれかけた商店街を復活させようという
ストーリーである。
現実的ではあろうが、
若い世代がその商店街に
参入できるのかが問題だ。
そのためには経済的基盤ができるかどうかだろう。
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074(645) コロヨシ!!:2010.09.04

三崎亜紀著「コロヨシ!!」
(ISBN978-4-04-874014-2 C0093)
を読んだ。
なかなか長編であったが、
なかなか面白かった。
ただ、終わりが中途半端であった。
月刊誌の連載だったせいだろうか。
不思議な世界をかもし出している。
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8月 
073(644)ひかりの剣:2010.08.28

海堂尊著「ひかりの剣」
(ISBN978-4-16-779001-1 C0193)
を読んだ。
海堂氏の有名な登場人物の速水、清川が
学生時代の剣道で対決する話である。
他にもいろいろな登場人物がでてくる。
彼の小説はこのような入れ子状態の
仕組みなっていることが多いので
彼の作品を読んでいる人間には
いろいろな楽しみが出てくる。
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072(643)ジーン・ワルツ:2010.08.26

海堂尊著「ジーン・ワルツ」
(ISBN978-4-10-133311-3 C0193)
を読んだ。
海堂氏の小説で、
人工授精の話である。
なかなかおもしろいストーリであった。
人工受精、代理母、これらの新しい医療と
行政、法律の軋轢という
社会問題を提示している。
登場人物が各小説で重複している。
不思議な設定となっている。
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071(642)東京バンドワゴン:2010.08.24

小路幸也著「東京バンドワゴン」
(ISBN978-4-08-746287-6 C0193)
を読んだ。
著者は北海道江別在住である。
そこに惹かれて読んだ。
東京の下町の大家族の中のどたばたに
日常のミステリーが組み込まれている。
連作らしいが
続きをどうしようか。
悩むところである。
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070(641)風が強く吹いている:2010.08.19

三浦しをん著「風が強く吹いている」
(ISBN978-4-10-116758-9 C0193)
を読んだ。
大学のアパートの住人の学生が、
春から突然箱根駅伝を目指す。
単にスポ根ものではなく、
勝つこと強くなることを
考えながら邁進していく。
なかなかおもしろ小説である。
三浦しをんの小説は面白いものが多い。
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069(640)となり町戦争:2010.08.16

三崎亜紀著「となり町戦争」
(ISBN978-4-08-746105-3 C0193)
を読んだ。
不思議な設定の小説である。
行政が事業として戦争をする。
国がそれに対して助成金を出す。
数年かけて年次計画をたてながら
ろなり町とも協定をしながら戦争をする。
もちろん、死人も出す。
そんな設定の中で主人公は、
翻弄されながら、
変化の少ない日常を過ごす。
しかし、周りの人に目立たないが
戦争の影響を感じる。
不思議な小説である。
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068(639)夏を拾いに:2010.08.14

森浩美著「夏を拾いに」
(ISBN978-4-575-51351-6 C0193)
を読んだ。
著者も書いているが
スタンド・バイ・ミー風の
少年時代を思い出す話である。
時代が私のときより数年後なので、
なんとなく雰囲気が似ている。
情景や風俗が懐かしさがある。
ノスタルジーを感じた小説である。
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067(638)ザ・万歩計:2010.08.12

万城目学著「ザ・万歩計」
(ISBN978-4-16-778801-8 C0195)
を読んだ。
万城目のエッセイである。
雑多なエッセイが集められているが、
万城目らしさがでている。
でもやはり万城目は小説が一番だ。
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066(637)図書館の神様:2010.08.11

瀬尾まいこ著「図書館の神様」
(ISBN978-4-480-42626-0 C0193)
を読んだ。
臨時の教員が部員一人の文芸部の顧問となる。
その少年と淡々とした交流を通じて
お互いにささやかな変化が起こる。
不思議な小説であった。
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065(636)まほろ駅前多田便利軒:2010.08.11

三浦しをん著「まほろ駅前多田便利軒」
(ISBN978-4-16-776101-1 C0193)
を読んだ。
都内のはずれの大きな町。
そこに多田が便利屋を営んでいる。
そこにもと同級生の行天が居候をしてく。
ささやかな事件がいろいろ関連を持ってくる。
ただし、関連がないものもあり、
少々不満が残る。
135回直木賞受賞作である。
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064(635)神去なあなあ日常:2010.08.08

三浦しをん著「神去なあなあ日常」
(INBN978-4-19862731-7 C0093)
を読んだ。
高卒の青年が、突然、
三重の山奥の林業従事者に就職されられた。
主人公が村で過ごす1年の様子を
本人が書くという手法で表現されている。
なかなか面白い小説である。
三浦女子の作品ははじめてである。
いくつか読んでみることにする。
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063(634)永遠の0:2010.08.06

百田尚樹著「永遠の0(ゼロ)」
(ISBN978-4-06-276413-1 C0193)
を読んだ。
現代に生きる司法試験に失敗したフリーターが
最近まで知らされていなかった
実の祖父の素性を探る話である。
ゼロ戦のパイロットであったが、
その話を戦争の生き残りの人から
話を聞くことでストーリーが展開する。
戦争当時の様子や、
現代の若者が初めて聞くそのような話を
どう受け止めるか、
姉のフリーのライターの心情などもからみながら、
話が思わぬところで結びつく。
なかなか面白い話である。
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062(633)裸足と貝殻2010.08.06

三木卓著「裸足と貝殻」
(ISBN4-08-747830-3 C0193)
を読んだ。
終戦直後の話である。
昔の本ではなく、
1999年に出版され
2000年にで読売文学賞を受賞している。
新しく書かれた本である。
引揚者の少年の小学校から
新制の中学校時代の話である。
貧しさが当たり前の時代に、
苦労しながら、そしてそれぞれに青春を生きている。
そんな話である。
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7月 
061(632)フォーティ 翼ふたたび:2010.07.31

石田衣良著「フォーティ 翼ふたたび」
(ISBN978-4-06-276269-4 C0193)
を読んだ。
40歳で会社をドロップアウトした主人公が、
自分の会社で仕事とは関係のない依頼で
同年代の人々と人間関係をもつ。
そこから人々が生きていく目標を見出す。
そんなストーリーがいくも繰り返される。
なかなか面白い中年小説だ。
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060(631)かのこちゃんとマトレーヌ夫人:2010.07.28

万城目学著「かのこちゃんとマトレーヌ夫人」
(ISBN978-4-480-68826-2 C0293)
を読んだ。
新書での小説である。
直木賞にノミネートされたが
受賞は逃した作品である。
彼の作品にしては、
少々奇抜がないのと、
ストーリの奇抜さがないような気がする。
ホルモーの印象が強すぎる。
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059(630)ホルモー六景:2010.07.27

万城目学著「ホルモー六景」
(ISBN978-4-04-873814-9 C0093)
を読んだ。
いろいろ読んだが、
ホルモーが一番面白い。
そしてそこからいろいろ生まれた
短編集がこの六景である。
これからも続編を期待したいのだが、
著者はいろいろ新しい展開をしている。
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058(629)DIVE!!下:2010.07.25

森絵都著「DIVE!!下」
(ISBN978-4-04-379104-0 C0193)
を読んだ。
もともと4冊本が
文庫では上下2冊になっている。
完結編である。
大きな山場を迎えて終える。
なかなかおもしろい話であった。
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057(628)プリンセス・トヨトミ:2010.07.23

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」
(ISBN978-4-16-3278808-8 C0093)
と読んだ。
設定が面白い。
大阪の男だけが、その国の存在をしっている。
そしてその国は日本も認知しており、
国の管理団体に多くの助成金が
毎年支給されている。
その金を三権から独立した会計検査院が調べる。
そんなストーリにいろいろな人間模様がからむ。
なかなか大胆で奇想天外な話であった。
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056(627)DIVE!!上:2010.07.22

森絵都著「DIVE!!上」
(ISBN978-4-04-379103-3 C0193)
を読んだ。
ジャンプ競技の中高校生の話である。
サラブレットの高校生、
引っ込み思案の中学生、
野生の天才高校生
が中心に話が進む。
中学生には隠れた才能があり、
それを見抜いたコーチとともに成長する。
なかなか面白い話である。
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055(626)一瞬の風になれ 第三部:2010.07.18

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第三部−ドン−」
(ISBN978-4-06-276408-7 C0193)
を読んだ。
三部作の最後の本である。
主人公が高校三年生になる。
ハッピーエンドの完結編である。
一気に読んでしまった。
なかなか面白かった。
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054(625)一瞬の風になれ 第二部:2010.07.16

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第二部ヨウイ」
を読んだ。
3部作の2作目である。
主人公が高校2年生になる。
大きな事件がいくつか起こる。
その事件がまだ解決しないまま二部が終わる。
三部への期待が募る。
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053(624)鴨川ホルモー:2010.07.15

万城目学著「鴨川ホルモー」
(ISBN978-4-04-393901-5 C0193)
を読んだ。
不思議なタイトルだが、
内容はとんでもない設定だ。
しかし、面白い。
以前鹿男の話を読んだ。
それもとんでもない設定であった。
それでも面白い。
次作では大阪を舞台にしたものが、
あるそうだ。
鹿男では、京都、大阪、奈良の対抗を
設定に用いていた。
もしかすると、著者にも
そのような意図があるのか。
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052(623)一瞬の風になれ 第一部:2010.07.14

佐藤多佳子著「一瞬の風になれ 第一部ーイチニツイテー」
(ISBN978-4-06-276406-3 C0193)
を読んだ。
短距離走者の話である。
サッカーの天才(兄)と陸上の天才(友人)が
身の回りにいる主人公の話である。
努力は好きだが、小心で
なかなか実力がさせない主人公である。
三部作の一作目である。
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051(622)チェンジング・ブルー:2010.07.13

大河内直彦著「チェンジング・ブルー」
(ISBN978-4-00-006244-2 C0044)
を読んだ。
研究者が書いた一般向けの書物としては、
秀逸である。
読み応えもありながら、
内容も平易で分かりやすくなっている。
いい本であった。
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050(621)志高く 孫正義正伝 完全版:2010.07.06

井上篤夫著「志高く 孫正義正伝 完全版」iPad版
を読んだ。
初めてすべて読みきったデジタル書籍である。
PDFファイルの論文などでも
全部読みたいときは、
印刷して読んでいる。
斜め読みのときはデジタルのままで読むことはある。
しかし、まとまった量を読むのは
今でも紙メディアがいいと思っている。
しかし、資料がたくさんあるときや、
出かけるときはデジタルがいい。
辞書は今ではすべてデジタルにしている。
漢字辞典ですらデジタルのものを使っている。
私の読書がこれからデジタルに
移行するかというとそうにはなりそうもない。
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049(620)走れ!T校バスケット部:2010.07.05

松崎洋著「走れ!T校バスケット部」
(ISBN978-4-344-41443-3 C0193)
を読んだ。
ベストセラーの青春小説である。
ライトノベルというべきだろうか。
ストーリーが単純でさらりと読める。
そんなところが受けているのだろうか。
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048(619)地球環境46億年の大変動史:2010.07.04

田近英一著「地球環境46億年の大変動史」
(ISBN978-4-7598-1324-1 C0344)
を読んだ。
新しい情報がいろいろあった。
ただし、まだ分からないことが
いろいろあることはわかる。
しかし、それが多いと読む側に欲求不満になる。
やはり、本は、何かいいたいことがあり、
それを主張するものが読んでいて楽しい。
ただし、センスが合わないと
嫌になることもあるが。
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047(618)海の底:2010.07.03

有川浩著「海の底」
(ISBN978-4-04-389802-2 C0193)
を読んだ。
自衛隊三部作のうちの一つである。
他の二作を読んだので、
これが私にとっては
最後に作品になる。
なかなか面白い話であった。
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046(617)鹿男あをによし:2010.07.03

万城目学著「鹿男あをによし」
(ISBN978-4-344-41466-2 C0193)
を読んだ。
初めて読む作者だ。
面白い話である。
荒唐無稽であるが、
その設定がなかなか面白い。
別の作品も読んでみたくなって、購入した。
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