地球の歴史
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Essay■ 2_127 ハビタブル・トリニティ 1:生命を宿す星
Letter■ 春は深まる・腰痛
Words ■ 春なのにストーブが必要でした


(2015.05.21)
 ハビタブル・トリニティという新しい考えを紹介します。生命が誕生するための3つの条件を設定します。その3つについては、エッセイ内で詳しくは紹介してきますが、設定しています。地球では当たり前の条件なのですが、それが地球固有の特徴でもあるのです。


Essay■ ハビタブル・トリニティ 1:生命を宿す星

 私たち人類はあるいは生命は、いつ、どのように、誕生したのか。地球固有の存在なのか。それとも多数の生命の一つに過ぎないのか。多数のうちの一つなら他の存在はどのような多様性をもっているのか。などなど。
 人類、あるいは生命に関する疑問は、多様です。これらの多くは、根源的な疑問でもあり、古くらから問い続けられているものでもあります。それらの疑問の完全は答えは、まだ得られていません。
 地球は、現在、宇宙で唯一生命の存在が確認されている星です。他の天体に生命が存在するかどうかを実証するのは、非常に難しい問題です。なぜなら、探査すべき天体は非常に遠いこと、見えている星(恒星)ではなくその周囲にある惑星を探査しなければならないこと、惑星表層の生命現象は遠くから探査しにくいことなど、いくつのも理由があります。
 そんな困難さを克服する一つの方法として、地球外知的生命(ETI)の探査が古くからなされてきました。ETIが見つかれば、生命の存在も同時に証明できます。知性が発する電波や光などの信号をキャッチすればいいので、多数の天体で探査を進めることができます。この方法も現在なされていますが、まだ発見には至っていません。
 現在、一番成果を挙げているのは、恒星周辺の惑星の探査です。探査機「ケプラー」が大きな活躍をして、太陽系外惑星を探したことを、以前にも紹介したことがあります。ケプラーは、4000個の惑星がある天体の候補をみつけ、2015年3月1日までに太陽系外惑星を1019個を確認しました。
 ここまで探査をしてきても、生命の存在を確認することは、まだできていません。将来もっと探査や望遠鏡の技術が進めば、生命の痕跡の発見があるかもしれまでんが、現状ではまた答えが得られていません。
 今回紹介するような別のアプローチもあります。地球は生命の存在する惑星なので、地球を調べることで、天体として生命の誕生の秘密を解明していこうというアプローチです。地球は生命を宿す惑星として、非常に重要な天体です。それを典型例として、生命が誕生する必要条件とな何か、もっと条件をゆるくすると、なんらかの生命が誕生しうる条件をを求めるという考えです。
 そんな視点に立った、新しい考えとして「ハビタブル・トリニティ」(Habitable Trinity)というものがあります。2014年に提唱されたものです。それを紹介していきましょう。


Letter■ 春は深まる・腰痛

・春は深まる・
北海道は、まだ春の盛りですが、
風が強いと結構肌寒く感じます。
土・日曜日は昼過ぎに
ストーブを焚きました。
北海道では、こんなこともあります。
「リラ冷え」というのでしょう。
少々時期的には速いのですが、
リラ(ライラック)の花が咲く頃に
急に寒くなる気候のことをいいます。
しかし、日照時間は伸びていますし、
植物は確実に季節を進めています。

・腰痛・
またまた腰痛になりました。
年に1度か2度、起こします。
持病となりました。
完全なギックリ腰にはなっていなのですが、
症状としてギックリ腰の手前です。
昨日午後から腰に違和感があったのですが、
夜には腰痛がひどくなってきていました。
寝るときにはギックリ腰に近い状態になっていました。
いつもいっている治療院にいくのですが、
すぐに良くなるかどうかは不明です。
対処療法としては、
少しでも痛みを取り除き、
安静にするしかのです。
調査から帰ってき1週間たっていますが、
その疲れが、今出たのでしょうか。
無理せず、安定にするしかありません。