地球の歴史
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Essay■ 1_199 火星の隕石衝突 1:天体の観測
Letter■ 腰痛への対処・人間ドック
Words ■ 9月も、もう終わりですね


(2022.09.29)
 自分のことを知りたければ、類似のものを参照することは、重要です。地球を知りたければ、金星や火星が、類似の参照に適しています。金星は、大気が厚く、表層も環境の過酷です。火星が類似参照のターゲットになります。

Essay■ 1_199 火星の隕石衝突 1:天体の観測

 地球を知るために、地球外の天体を調べることは重要です。なぜなら、他の類似物と比較することで、似ている点、異なる点がわかります。似ている点からそれらの天体のでき方がわかれば、地球へもその形成過程が適用できるかもしれません。異なる点がわかれば、地球固有の特徴、個性が明らかにしたことになりるので、その個性が、いつ、どのようにできたかについて調べれば、地球固有性の形成過程がわかってくるはずです。
 地球外の天体の観測は、地球から望遠鏡で見るのが、手軽で便利です。多くの天体を、いつでも、だれでも、何度でも観測できるからです。しかし遠くにあるので、詳細な情報はえるためには限界があります。
 近づけば、情報量も増えてきます。探査機を天体に向けて飛ばし、近づく時から離れる時まで、観測をしていければ、近くで観測できます。探査機のコースをうまくとると、複数の天体を同じ探査機で観測できます。しかし、通り過ぎるだけでは、観測時間は限られています。
 ある天体にだけを調べることにすれば、天体を周回する軌道に投入すれば、近くで観測を続けることができ、精度を上げることができます。それでも、やはり軌道上からの観測では限界があります。
 実際の試料(大気や海洋、大地などから)をとって、測定、分析できる観測装置をもった探査機を天体に下ろせば、詳細な情報をえられます。ただし、ゆっくりと天体を下ろすのは、燃料も大量に必要になり、技術的にもなかなか難しいものになります。でも、天体の大気であれば、落下中に急いで分析してデータを送ることができれば、ガス惑星のような大気の濃い天体でも、情報をとることできます。硬い地面には衝突して探査機は壊れるので、ハードランディングと呼ばれています。
 ゆっくりと天体表面に降ろすソフトランディングでれば、複雑な観測・分析装置も使えます。天体の表層で、一定期間、データを取ることができます。もし、探査機が自走できれば、天体の表層の多様な情報をえることができます。そのような情報がえられているのは、月と火星だけです。月は、人類が一緒にいっていますので別格です。月以外では火星が、その舞台となります。


Letter■ 腰痛への対処・人間ドック・ 

・腰痛への対処・
先週から、また腰痛がでてきました。
今回は、何もした記憶がないのに
じわじわと痛みがでてきました。
痛みが数日かけて進行してきました。
このような状態も以前にもありましたので、
対処の方法もわかっています。
無理せずに、ひどくならないようにして
自然治癒を目指することにしています。

・人間ドック・
先日、人間ドックにいきました。
毎年いっているのですが、
今年は通常の検査に加えて
脳ドックも加えることしました。
高齢者は、脳梗塞と心筋梗塞が心配になります。
心臓の検査もしたかったのですが、
そこでは、心臓の検査はしていないようです。
高齢になると無理できないので、
1年に一回の検査ですが
体のメインテナンスにも注意が必要ですね。